野外映画フェスの「はじまり」
森で映画を上映したい。そんな気持ちが具現化したのは2014年だった。"野外映画フェス"という新しいスタイルの映画鑑賞イベントが生まれ、そして、一夜限りの世界がはじまる。
初開催の地は埼玉県長瀞
初めての森の映画祭に選ばれたのは埼玉県の長瀞町。名物である岩畳の上でも映画を上映し、多くの協力者の支援のもと開催された。映画上映ステージのひとつである「THE ROCK STAGE」は創始者が一番好きな映画「ザ・ロック」のオマージュである。
来場者全員にパンフレットを
今では森の映画祭名物でもある来場者全員に配布するパンフレット。楽しい思い出だけではなく、それを思い出す手助けになる物理的なパンフレットを作ることで、より来場者の記憶に刻まれてほしい。20年後も思い出してほしい、という想いで制作。
野外映画フェス、はじまる。
「森の映画祭」はあなたの五感に訴えかける野外映画鑑賞会。草や土のにおい、木々と葉が擦れる音、宙に浮かんだ煌めく星々…余計な電気信号を消すように整備された「映画館」と真逆の環境で、映画との新しい向き合い方のひとつを発見するでしょう。
そして、フェスと醍醐味のひとつは足を動かして新たな出会いをみつけること。メインステージでは長編映画、サブステージでは気軽に観られるショートフィルムを上映。飲み物を片手に焚き火を囲んで他の来場者と語り合う、なんてのも素敵。日本初の野外映画フェス「森の映画祭」で、さあ冒険に出かけよう。
MAIN STAGE
「森の映画祭」メインとなるステージはここ!アーチを潜って目の前に現れる大きなスクリーンでは、4本の長編映画を日が昇るまで上映し続けるよ。森の中で映画を観るという醍醐味は此処にあり。
FOREST STAGE
ここでは土足厳禁!靴を脱いで寝転がってみて。なんと夜空に向けて網目状のスクリーンを設置。スクリーンの向こう側には夜空が待っている。まさに夜空と交差する森の映画祭の名前に相応しいステージ。
THE ROCK STAGE
Welcome To THE ROCK!監獄をイメージした閉鎖的かつ開放的、というパラドキシカルなステージ。長瀞の名物である岩畳の上で映画を鑑賞しよう。このステージは完全入れ替え制なので要注意!
RIVER SIDE STAGE
森の中とはまたひと味違う川辺のステージ。光と影をイメージした演出が空間を盛り上げる。昼はラフティングボード下りで有名な川を背に、断崖絶壁に映写された映画を楽しもう。
映画のパンフレットにインスパイアされて
来場者全員に配布したパンフレットは、映画のグッズ売り場で売られているような"映画のパンフレット"をイメージ。見開きのページを開くと、そこには大きなマップが。次は何を観ようかどこに行こうか...そういった胸の高鳴りを楽しんでいただきたく制作した。
埼玉県 フォレストサンズ長瀞
都内から2時間圏内、関越自動車道・花園インターから車で20分の長瀞でトレーラーハウスとコテージ宿泊やデイキャンプが楽しめる埼玉最大級のトレーラーハウス・コテージのキャンプ場。
イベント名
夜空と交差する森の映画祭2014
日時
2014年10月4日(土)18:30〜5:00
会場
埼玉県秩父市長瀞町 フォレストサンズ長瀞
ステージ・ブース
・映画上映ステージ4箇所
- MAIN STAGE
- FOFREST STAGE
- RIVERSIDE STAGE
- THE ROCK STAGE
・エリア
- フードコート
- ワークショップエリア
上映作品
47作品 (長編映画4本・中編映画2本・短編映画41本)
「ハンガー・ゲーム」(監督:ゲイリー・ロス) / 「時をかける少女」(監督:谷口正晃) / 「眩しくて見えなかったから長い瞬きを繰り返した」(監督:池田圭) / 「ソウル・フラワー・トレイン彼女にいつも花束を」(監督:西尾孔志) / 「揺れるスカート」 (監督:岡元雄作) / 「キユミの詩集 サユルの刺繍」 (監督:杉田愉) / 「Strings」 (監督:田島基博) / 「ドラゴン•パンチ THE ULTIMATE STORY EPISODE 1 〜ラブストーリーは突然に〜」(監督:林健太郎) / 「恋はストーク」 (監督:亀山睦実) / 「のたりのたり」 (監督:荻生かな、吉山桃子) / 「Humans sound」 (監督:久保田辰也) / 「私の小旅行」 (監督:サトウダイスケ) / 「One night」 (監督:とがみあや) / 「GRANDPA」 (監督:HIROSHI FUJISAWA) / 「カメラ・ガール」 (監督:中野森) / 「りんことりんこのひみつ」 (監督:倉田春那) / 「DEPARTUREHOME」 (監督:嶋田宙、市川玲) / 「終電の終点」 (監督:島田大地) / 「未来創造堂」 (監督:荒井つかさ) / 「ひとりだけの部屋」 (監督:花蟲) / 「Silicon; Bootdrive」 (監督:A.T.) / 「HOME」 (監督:佐々木洸介、岩佐恵) / 「星会」 (監督:外山光男) / 「サムライオペラ」 (監督:大川祥吾) / 「センチメンタル・カラス」 (監督:筧昌也) / 「むらとうたう」 (監督:早坂亮輔) / 「灯花」 (監督:助川勇太) / 「ゼンマイシキ夫婦」 (監督:森ガキ侑大) / 「BUSTIN'」 (監督:Shing02) / 「フミコの告白」 (監督:石田祐康) / 「アパートヘルス」 (監督:今野恭成) / 「春と修羅」 (監督:今野恭成) / 「fly A silver balloon」 (監督:タナカシンゴ) / 「きき」 (監督:松原茄子子) / 「ましてや君のいない世界だなんて」 (監督:松田一輝) / 「Living with the Dead」 (監督:富樫渉) / 「a pA r T」 (監督:辺水アキカズ) / 「彼女の告白ランキング」(監督:上田慎一郎) / 「彼女にいつも花束を」 (監督:迫田寿人) / 「ババ抜き」 (監督:猪原健太) / 「奇し恋し」 (監督:松田彰) / 「クーピーぬりぬりドュビュッパせかい」 (監督:齋藤由真) / 「わたしの消えた理由(ワケ)」 (監督:カンダアキラ) / 「お引き落とし」 (監督:菊池貴公) / 「異し日にて」 (監督:松田彰) / 「二人」 (監督:小田学) / 「Shooting Memories」 (監督:雨宮真五)
飲食出店
森のカフェ&レストラン(オフィシャル)
企画
・ワークショップ
-「ボタニカルキャンドルを作ろう!」(キャンドル基地)
-「CASAでミニレジャーシートをつくろう!」(CASA PROJECT)
-「出張森の図書館」(森の図書館)
・オリジナルiOSアプリ
後援
青山学院大学総合文化政策学部 / Real iD / NPO法人 映像産業推進機構 / デジタルSKIPステーション
協賛
ENERGIZER / Desk21 / Media Pro / UTY企画 / JAZZ IN ALONE / BASE ON TOP / トスネット首都圏 / アットファースト / CAMPFIREのクラウドファンディングして下さった皆様
協力
Paint&Supply / ビデオサロン / 青山フィルメイト
主催
森の映画祭実行委員会