FOREST MOVIE FESTIVAL 2016
夜空と交差する森の映画祭2016

夜空と交差する森の映画祭2016

野外映画フェス

2016年10月8日(土) オールナイト開催
山梨県北杜市 べるが

特設サイト ティザーサイト

「ゆめうつつ」な不思議な世界

森の映画祭に夜通し参加し朝焼けを見上げたとき"まるで夢の世界のようだった"という来場者の声から「ゆめうつつ」を世界観に選ぶ。「ゆめがうまれる場所」と「お風呂のすいへいせん」「ぼくの押し入れ」「みしらぬ駅」の3つの夢と現実の狭間を表現したステージで映画上映を行った。

二度目の山梨県北杜市での開催

昨年に引き続き、山梨県の白州・尾白の森名水公園「べるが」にて開催。同じ会場での開催だが、昨年とはがらっと雰囲気を変えて実施。3000人近い動員数のなかオールナイトで開催した。

真っ白なキャンバスのようなパンフレット

「ゆめうつつ」な世界をお供するのは真っ白なパンフレット。まるでキャンバスのような正方形のパンフレットは縦開き。「ゆめのかけら」と星の光が画(え)を結ぶと、どこか誰かの夢と現実の狭間が眼の前に現れる。そんな世界を表現した。

よし、ゆめのかけらを集めにいこう。

まよいこんだ森には、ふしぎなかけらが散らばっていた。

フクロウにここはどこかと尋ねると、
「ゆめがうまれる場所」と告げて、くらやみに消えていった。

追いかけるように奥へ進むと、やさしい声がきこえた。
「ひとみを閉じて、目をこらしてごらんよ」
たぶんあれはキツネの声だ。

ほしのあかりが、ふしぎなかけらを照らす。
ゆっくりひとみを閉じるとぼんやりと光が広がった...

それはまるで、誰かのゆめをみているようだった。

ゆめがうまれる場所

すべてのゆめの生まれし聖地。ふしぎなかけらが散らばっていて、この場所ではそれを《ゆめのかけら》と呼んでいる。ほしのあかりに《ゆめのかけら》を照らすと像をむすんで絵をうつす。「ゆめがうまれる場所」では、長編映画の上映や壇上企画が行われる。

お風呂のすいへいせん

通称、お風呂。《ゆめのかけら》のひとつ。"女性が休日に湯船に浸かりながらうとうとしてみた夢"をテーマにしたお風呂であってお風呂ではないステージ。果たしてお風呂でみたすいへいせんとは。「お風呂のすいへいせん」では、さわやかで可愛らしい短編映画を中心に上映される。

ぼくの押し入れ

通称、押し入れ。《ゆめのかけら》のひとつ。"元気な男の子が押し入れの秘密基地でうたた寝をしてみた夢"をテーマにしたステージ。とっても自由で何でもできるように感じたあの頃。「ぼくの押し入れ」では、やんちゃで明るい短編映画を中心に上映される。

みしらぬ駅

通称、駅。《ゆめのかけら》のひとつ。"疲れたサラリーマンが終電の頃電車で座ってみた夢"をテーマにしたステージ。たどりついた駅は退廃していた。彼がそこでみたものは。「みしらぬ駅」では、ホラーやサスペンスといった短編映画を中心に上映される。

真っ白なキャンバスのようなパンフレット

正方形の縦開きのパンフレット。今からの物語が記されていくような真っ白なキャンバスをイメージ。「ゆめうつつ」な淡い世界を表現するために 水彩画を表現技法として選択した。

山梨県 白州・尾白の森名水公園 べるが

山梨県北杜市の白州町にある白州・尾白の森名水公園「べるが」は、レストラン、BBQ場、温泉、公園、宿泊棟、キャンプ場からなる複合施設。マスのつかみ捕りやバウムクーヘン作りなど、尾白川と山の森林の自然の中でさまざまな体験を楽しむことが出来る。